食べ物の恨みはおそろしいでお馴染みの「近江牛」
肉処高松亭は、京都は宇治、六地蔵で、近江牛を100g398円から販売する、上質な和牛を気軽に味わえるをコンセプトに、お客様のニーズにこたえる肉専門店です。
そんな近江牛をこよなく愛する肉処高松亭ですが、そもそも近江牛ってどんな牛なのかを知る人は相当少ないと思います。
今日はそんな近江牛のことについてお話したいと思います!
近江牛に呼び方は正式には(おうみうし)なんです。
ですが、京都を始め、全国的には「おうみぎゅう」として愛されていますね。
近江牛の一番最古な情報としては、天正時代、ようするに豊臣秀吉の時代まで遡るってことです!
秀吉が小田原を攻め入る際、蒲生氏が差し入れで献上したのがこの「近江牛」だったとか。
ですが、この時代は、牛を食べると言う文化はほとんどなく、特別な階級の人が、特別な時に振舞うものでした。
しかし、だんだん干し肉や味噌漬けなどの「保存食」として栄養を補給すると言う意味で徐々に普及。
そして、明治時代に一気に一般にも口にするようになりました。
ですが、この時代は、西日本の輸送拠点が神戸だった事から、滋賀県出肥育された牛肉もすべて
「神戸ビーフ」として扱われ、近江牛という呼称はまだありませんでした。
しかし、その後、牛疫が満盈し、牛の輸送がきんしされました。
なので、滋賀県で育てた牛を神戸まで運べない。
だから滋賀県が独自で牛肉を売ることになり、
売った反応が「この牛はうまい!」「どこの牛だ?」
というウワサが広まり、「近江で育った牛」ということが広く知れわたり、『近江牛』が誕生しました。
ここから近江牛は東京にまで知れわたり、日本三大和牛として扱われるのですが、
近江牛という銘柄を扱う定義が曖昧だったため、
「一晩滋賀県で暮らせばその牛は近江牛だ!」
という状態でした。
なので、どんな普通の和牛でも、近江牛と名乗るようになり、十数年前にようやく近江牛の定義を改めて制定し、当時よりも厳格に取り扱われるようになりました。
元々は兵庫県の「但馬牛」の血統を伝統的に受け継いできましたが、現在では但馬血統に縛ってはおらず、より優れたお肉の開発に勤しんでいるのが現在の近江牛です。
このように、日本最古の銘柄であり、上質な味わい都肉質で一気に全国区にまで登りつめた和牛を高松亭ではご提供しております。
歴史や伝統をこれからも受け継ぐために、より気軽に、お求めやすくし、どんな時でも、誰でも近江牛を楽しむ事が出来る!
そんなお店作りを目指しております。
お金持ちだけが口に出来るなんて、日本人としてやっぱりおかしい。
日本が誇る和牛、しかも近江牛なんですから、多くの日本人が楽しめないと何の意味もありません!
なので、ぜひ気軽に近江牛を楽しみに、肉処高松亭をご利用ください!
【高松亭のきょうのご馳走レシピ】
「牛肉と赤パプリカのエスニック焼きそば」
材料 (2人分)
- 中華蒸し麺 2玉
- 牛もも薄切り肉 150g
- 赤パプリカ 1/2個
- 万能ねぎ 1/3束(約30g)
- 「S&B ガラムマサラ」 小さじ1 ~大さじ1/2※
- 塩 こしょう サラダ油
- ウスターソース しょうゆ
- ※ガラムマサラは辛みがあるので、使用する量は好みで調節してください。